パルコール嬬恋スノーシュー     蒲倉山  (2,091m)     

1.山 行 日 :  2011年3月3日(木)
2.山    域 :  四阿山
3.歩行 時間 :  2時間25分
4.同 行 者 :  5名

【コースタイム】
     8:58        9:10/9:20     9:45/9:50   10:10/10:50     12:30
  ゴンドラ山麓駅  →  山頂駅   →   蒲倉山   →  山頂駅   →   山麓駅
                     


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山行記録

【山行記録】

 スノーシュー山行は昨年水上宝台樹の「大幽の洞窟」に出掛けたが今年は四阿山にあるパルコール嬬恋スキー場にある蒲倉山に登ってきた。伊勢崎を6:00に出発し渋川ICまで高速を走り国道353号線で嬬恋に向かいバラキ高原嬬恋スキー場の駐車場に8:00に着いた。平日で駐車場にはまだ4台ほどしか駐車していなかった。ゴンドラが運転開始するのは8:30分からなのでしばらく車中で待機しレストハウスに向かいゴンドラの1回券(1,100円)購入するとスノーシューをされる場合はパトロール隊に届け出をして下さいと言われゴンドラ駅舎にあるパトロール隊の事務所にて登山届を提出し出発した。

 ゴンドラは10分ほどで山頂駅に着いた。天気予報では晴れの予報だったが、雪が降っていて寒く気温は-8℃だ。山頂駅から右手に登ると蒲倉山への案内板がある。今日の予定コースは蒲倉山から野地平に下りスキー場に下る予定で出発した。道標から北に進むと2〜3日急に寒くなり雪が降って新雪のパウダースノーでトレースがない。スノーシューは20cm程度沈むだけで歩き易いがルートが良く分からない。一面真っ白でシラビソに積もった雪で枝が垂れている。寒さで動物の足跡もない神秘的な光景で雪山のトレッキングに大満足しながら歩く。

ゴンドラ山頂駅

  樹林の中15分ほど歩くと小高いピークが見え急坂を登ると標識が埋もれ頭だけが見え掘り起こすとここが蒲倉山頂だった。山頂は風が吹き付け寒い。野地平はここからスキー場に沿って尾根を南に下るコースだが晴れていれば問題ないが今日は雪で視界が悪くトレースもないので無理をせず山頂駅に戻ることにした。

雪に埋もれた山頂の案内板

蒲倉山頂にて

 神秘的な雪山を楽しみ寒いので9:50分に下山した。下山はトレースがあり20分で山頂駅に戻った。下山コースについてパトロール隊に確認するとスキー場を歩くのと横断しないことを条件に許可を取りスキー場の脇を下ることにした。時間も速いので駅舎の休憩室でコーヒーやお茶を飲み休憩し10:50分に下山を開始した。

 スキー場の音楽が聞こえる樹林帯を下る。このコースでは雪崩や雪庇の心配もなく新雪の山歩き楽しむ、雪山は登山道はないので何処を歩いても問題ないが急斜面もありルートを探しながら歩くのも楽しい。急斜面は尻セードでワイワイ言いながら滑り降りる。下り始めて1時間30分ほどでスキー場下に出ると野地平への案内板があった。本来ここに下山する予定だったのだ。誰か登ったのかトレースがあった。夏道で歩けばコースも良く分かり雪山でも問題ないのだろうが我々は快晴の中でないと無理をしないことを条件に雪山に入る事にしているため今回も全員コース変更に異論はなくそれなりに雪山のスノーシュー歩きを堪能する事が出来た。

 帰路スキー場から下ると正面に真っ白な浅間山が見えた。富士山は群馬からは平地では見ることは出来ないが群馬から見る浅間山は富士山のように見える美しい山である。行く時は分からなかったが長野原からダムの建設中止で話題になっている八ッ場ダム建設に伴う付け替え道路が一部通行可能となっていて吾妻渓谷を過ぎた松谷まで走ることが出来た。

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噴煙を上げる浅間山

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