守門岳  (1,537m)

 守門岳(すもんだけ)は、新潟県魚沼市、三条市、長岡市にまたがる山で、。標高は1537.2m(袴岳)。雪解けが遅く、頂上付近の大雪庇で知られる。守門岳は西側より、大岳、青雲岳(あおくもだけ)、袴岳の三つのピークで構成され、総称して守門岳と称する。越後の豪雪の山で浅草岳と並びヒメサユリの咲く山である。(Wikipediaより)

大岳より見る右の青雲岳と中央の袴岳

1.山 行 日 : 2009年10月7日(土)
2.歩行 時間 : 5時間20分
3.同 行 者 : 単独
4. コ  ー ス :  二口登山口〜大岳分岐〜青雲岳〜守門岳〜大岳〜保久礼小屋〜二口登山口


【山行記録】
 天気予報で群馬は曇りだが新潟は晴れだったので前から登ろうと思っていた守門岳に登ってきた。自宅を4時50分に出発、高速を駒形ICから関越道の小出ICまで走り小出ICから17号に出て国道252号線を走り上条の交差点を左折し290号線に入り守門橋を渡ると守門岳の案内板があり右折する。川沿いに進み案内板に従い右折し舗装された林道を進むと猿倉橋の両側に駐車場がある。


@ 二口駐車場 7:35

 伊勢崎から2時間20分でトイレのある手前の駐車場にに着いた。先客は10台ほど駐車していたがまだ空きがあった。新潟から来たと言う単独行のおじさんが一足先に登って行った

 猿倉橋を渡ると登山口への案内板があり車道を進めば保久礼登山口まで車が入れる。登山計画書を投函して先に進む。

A 登山口 7:40

駐車場から林道を5分ほど歩くと二口登山口がある。


 登山道に入ると余り太くないブナ林の中を登る。空気が気持ち良い、途中からジグザグな急な登りとなる。

B 護人清水  8:00

 登山口から20分で護人清水に出る。このコースの水場はここだけで涸れる時もあるという。まだ水は十分ありとりあえず喉を潤し先に進む。


C 滝見台(オカバミ滝) 8:55

 途中谷内平の標識があり、少し先に三角点がある。さらに進むと標高1,000mのコース中間点になる滝見台に出る。

 この滝はオカバミ滝という。紅葉と滝は美しい光景だ。ここで先行の単独行氏に追いつく。先週西吾妻山に登ってきたといい紅葉は遅かった話していた。

 尾根道の急坂にかかると「長〜い長〜い登りマイペース。マイペース」と書いた看板がある。粘土質の滑りやすい登山道を「マイペース・マイペース」といいながらピッチを上げ登る。

この辺りの尾根道は紅葉が丁度見頃でした。

D 大岳分岐  9:50

 滝見台から55分で大岳分岐に出た。大岳が良く見える、青雲岳へは15分ほど登る。


分岐から少し登ると青雲岳と袴岳が見えてきた。
E  青雲岳(あおくもだけ)  10:10

 分岐から15分で青雲岳に着いた。山頂は広く平坦で木道がある。夏はヒメサユリやニッコウキスゲが咲くという。

 山頂を後に正面の袴岳を目指す。木製の休憩場所もある。袴岳は一旦鞍部に下り登り返す15分ほどの道のりだ。
E 守門岳(袴岳)1,537m. 10:25

 登り始めて2時間50分で山頂に到着した。山頂は岩が露出しているが結構広い。360°の展望だ。


 今日は一人なのでガスでお湯を沸かしラーメンを作る。昼食を食べていると守門岳によく登るという人が来て山 座同定を楽しんだ。良く登るというだけあって周囲の山を教えてもらう。正面に見えるのが浅草岳、そして右に平が岳、尾瀬の燧ケ岳、越後駒ケ岳から八海山と霞んでいたが確認できた。快晴ならば日本海から佐渡島まで見える事もあると話してくれた。

 山頂で50分ほど休んで11:15分に下山する。
正面に青雲岳と右に大岳が見える。この頃になると
多くの登山者が登ってきた。さらに30名ほどの団体が登ってきた。我々もクラブで登る時はこんな状態になるのかと思いながら挨拶を交わしながら先を急ぐ。青雲岳に15分で戻る。

F 大岳分岐  11:40

 分岐まで戻り大岳を目指す。鞍部の網張まで下り120m程の登りとなる。目の前に大岳の急坂が見えキツイ登りを予感させられる。


 急坂を登りきると平坦になり山頂手前に岩場の休憩に丁度良い場所があり多くの登山者が休んでいた。振り返ると青雲岳から守門岳の山並みが良く見えた。
G 大岳山頂(1,432.4m)

 大岳分岐から35分で大岳山頂に着いた。ここからの展望はあまり良くない。

H キビタキ避難小屋 12:50

 大岳からは樹林帯の急坂を下る。ここも粘土質で滑りやすく足元に注意しながら足早に下る。このコースから登ってくる登山者も多いい。山頂から少し下ると天狗清水があり100mほど先と案内板がある。ここはパスして下る。途中にキビタキ小屋への分岐があり確認のため三角屋根のキビタキ小屋に立ち寄る。収容人員は10名とのこと意外と中は綺麗でした。


 キビタキ小屋を下ると近道と合流し小屋から5分ほどで二つ目の水場がある。


 ここの水場はキビタキ清水で結構水が出ていて美味かった、喉を潤し先に進む。



やがて木の階段となる

I 保久礼登山口(ほっきゅうれい)  13:15

 階段を下りきると保久礼登山口に出た。ここには登山案内板と登山ポストがある。

 登山口の脇に保久礼避難小屋がある。避難小屋の前は広場となっていて保久礼駐車場は少し先にある。

 広場の先に二分駐車場へ15分、二口駐車場まで35分との案内板がありここから二口へ下る


J 二分の保久礼登山口 13:30

 保久礼小屋からはカヤの美しい道を下り沢沿いに出るとまもなく車道脇の保久礼登山口に出た。

K 二口駐車場 13:50


 登山口の下に二分の駐車場があり2台駐車していた。ここからは舗装された車道を思ったより早く20分で二口登山口の駐車場に戻った。



今日は天気も良く紅葉も見られ周回コースで守門岳を登れ大満足だった。守門岳へは今回の二口登山口と保久礼登山口、大原登山口とある、次回はヒメサユリを見に登ろう。


【コースタイム】

二口駐車場(7:35) → (7:40)二口登山口 → (8:00)護人清水 → (8:25)谷内平 → 滝見台(8:55) →   

(9:50)大岳分岐(9:55) →  (10:10)青雲岳  →  (10:25)守門岳(11:15) → (11:30)青雲岳  →

(11:40)大岳分岐    → (12:15)大岳(12:20) → (12:50)キビタキ避難小屋
 → 

(13:15)保久礼避難小屋
 → (13:30)保久礼登山口  →  (13:50)二口駐車場



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