宝永山 (2,693m)
宝永山は富士山の南側に位置し宝永4年の大噴火で誕生した富士山最大の側火山である。
1.山 行 日 : 2001年10月16日(土)
2.山 域 : 富士山
3.登 山 口 : 富士吉田5合目
4.歩行 時間 : 3時間
5.同 行 者 : 伊勢崎市ハイキング協会 例会山行 31名
【コースタイム】
9:20 9:40 9:45/9:50 9:55/10:00 10:50
富士宮登山口 → 新六合目 → 宝永第1火口縁 → 宝永第1火口 → 馬の背 →
10:55/11:05 11:45/12:20 12:30 13:20
宝永山 → 宝永第1火口 → 宝永第2火口縁 → 駐車場
【山行記録】
富士登山の雰囲気が感じられる宝永山にクラブの例会山行に参加し登ってきた。6時に伊勢崎をマイクロバスで出発し須走ICより富士山スカイラインを走り登山口の富士宮新五合目登山口(2,400m)に9時に到着した。
この時期の駐車場は空いていた。富士山に登るには、吉田口、須走口、御殿場口、そしてここ富士宮ルートの4か所あるが急な登りだが4時間30分ほどで登れるのが富士宮ルートである。登山口には売店や食堂があり観光スポットでもある。9時に売店前から宝永山に向け登る。20分ほど歩くと宝永山荘と雲海荘がある新六合目(2,490m)となる。富士山へは山荘の裏手から登るが宝永山へは直進する。
富士山を見上げると山頂の山小屋が良く見えた。なるほど簡単に登れるような気がする。新六合目から5分ほど歩くと宝永第1火口縁に出た。ここから見る富士山や眼下には金時山や箱根の山々と伊豆半島や駿河湾 まで見え雄大な富士山が手軽に楽しめる。
登山口から見上げる富士山
宝永山は写真右上のピークで登山道は第1火口から一旦下り左の写真の中央に見える砂礫の登山道を中央鞍部の馬の背に登る。馬の背に登ると強風が吹いていて寒かった。ここは富士山からの下山道にもなっている。
馬の背から5分ほどで宝永山に着いたが風が強く早々に下山した。眼下に御殿場ルートを下山する登山者が見える馬の背からのコースと7合目で合流しているのだ。
馬の背から砂礫の登山道を砂煙を上げながら下る。同行者の皆さんは準備が良くマスクを着用していたので1枚もらい歩く。富士登山には必需品ですね。第1火口まで戻り昼食にした。ここには林野庁の方がいて本人が撮影した写真を載せた「しおり」を配布していたので記念に貰いました。第2火口縁に下り紅葉の始まったカラマツ林の登山道で駐車場に戻った。
■山行記録
林野庁の方から頂いた「しおり」には初夏、秋、冬の富士山の写真の3枚が入っていました。日々富士山の自然を守る仕事頑張ってください。
馬の背から砂礫の道を下る
カラマツ林
宝永山から見る富士山
第1火口から見る宝永山