榛名    大鐘原ケ岳・天狗山 (1,179m)

 大鐘原ケ岳と天狗山は上毛三山の一つで榛名連峰の南西に位置し低山であるが展望のよい山です。登山口は榛名神社の脇から登り登山道は比較的良く整備されていて一部急登もあるが、傾斜も緩やかで家族連れでも安心して歩けるコースである。

     1.山 行 日 : 2008年4月5日(日)  天候 :  晴れ
     2.歩行 時間 : 3時間30分
     3.同 行 者 : 伊勢崎市ハイキング協会 25名

     【コースタイム】
      8:25      9:10     9:40/9:45     10:00       10:10
     榛名神社 → 地蔵峠 → 大鐘原ケ岳 → 小鐘原ケ岳 → 鐘原ケ岳分岐  → 

     10:25/10:30   10:50/11:35    11:50        12:00      12:10
     天狗山山頂  → 天狗山西峰 → 鐘原ケ岳分岐 → 鏡台山コル → 鏡台山 →  

      12:20        12:50
     鏡台山コル  → 榛名神社登山口 

     【山行記録】
@ 榛名神社  8:25

 今日は伊勢崎市ハイキング協会の例会山行に参加。市役所を参加者25名で6:50分にマイクロバスで出発し8:05分に榛名神社の駐車場に到着した。準備体操を行い榛名神社の山門である隋神門を左に見ながら舗装された林道を登ると「榛名神社と天狗山自然探勝路」の道標がありここを地蔵峠への登山道に入る。
榛名神社の隋神門
A 地蔵峠  9:10
 分岐から30分で地蔵峠に着いた。ここは唐松への峠となっている。分岐から右手の大鐘原ケ岳への登山道に入り稜線の雑木林を登る。
 
地蔵峠
B 大鐘原ケ岳(おおかなはらがたけ)  9:40

 大鐘原ケ岳は木立の中にあり立派な標識がある。高崎市方面が木々の間から望める。北側には榛名連山も見えてくる。 
大鐘原ケ岳
C 小鐘原ケ岳  10:00

 大鐘原ケ岳から20分で小鐘原ケ岳に着いた。ここも縦走路上にあり木立の中に山頂の標識がある。
 
小鐘原ケ岳
小鐘原ケ岳を後にカラマツ林のササ道を天狗山への分岐まで下る。雪を被った浅間山が展望できた。
浅間山
D 天狗山   10:25

 天狗山西峰との分岐に出ると九合目で鳥居がある。石がゴロゴロしている登山道だかすぐ山頂に着いた。天狗山は信仰の山として栄えた山で山頂には多くの石碑がある。
天狗山
赤い鳥居が現れ岩が重なり合った上に大天狗、小天狗が祭られている石宮がある。山頂からの展望は良く関東平野が一望でき、浅間山や手前に浅間隠山、浅間山の右には四阿山や草津白根山が望めた。山頂には1組の登山者が休んでいたが、我々のような大所帯が登ってきてゆっくり休めなかったでしょう。逆の立場になると良く分かりますよね。
天狗山山頂
早々に天狗山を後に九合目の分岐まで下り西峰に向かう。ササ藪を僅か登ると平坦な山頂に着く。風が冷たいため少し戻った広場で昼食にした。
天狗山西峰
下山途中に見えた大鐘原ケ岳と小鐘原ケ岳の山並み。初めて歩いた山を眺めるのは楽しい。
大・小鐘原ケ岳の山並み
天狗山を後に鐘原ケ岳分岐まで戻り鏡台山コルに下り一旦鏡台山に登る。コルからの下りは雪解けでぬかるんで滑りやすく注意して下る。登山道も終わり林道に出ると御神酒が供えらたお宮がある。2005年に天狗山に登ったときには信者のあげた線香の香りが立ち込めていた。
天狗山
杉林の中舗装された林道を下ると朝地蔵峠に向かった分岐に出た。ここから榛名神社までは5分ほどで着く。山門の前は宿坊やみやげ物屋が並んでいて観光客で賑わっていた。帰路は榛名湖を経由し榛名温泉「ふれあい館」で体を温め同行者と山談義で盛り上がり帰路のついた。
地蔵峠・天狗山分岐
  今日は大鐘原ケ岳(1,252m)、小鐘原ケ岳(1,225m)、天狗山(1,179m)、天狗山西峰(1,179m)、鏡台山(1,079m)と低山を周回しながら五座登れるコースを歩いてきた。いつも伊勢崎から通勤時に眺めている古里の榛名山。右から水沢山、相馬山、榛名富士、掃部岳、杏ケ岳、大鐘原ケ岳、一番左に見える天狗山と一応全部登ることが出来た。

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榛名連山の左にある天狗山
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コースマップ