赤雪山 (621m) ・ 仙人ケ岳(663m) 縦走

1.山 行 日  :  2012年1月31日(火)  天候:晴                      
2.山    域  :  足利市   
3.歩行 時間  :  4時間10分 (途中休憩含む)    所要時間:5時間05分             
4.同 行 者  :  単独

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山行記録

NO4

【コースタイム】
    9:25/9:40                 9:50           10:50/11:00        12:45
 松田ダムキャンプ場駐車場   →   尾根コース登山口    →   赤雪山    →   仙人ケ岳分岐   →

12:50/13:25        13:45           13:55/14:05              14:45
 仙人ケ岳    →    熊の分岐    →    561mピーク   →    松田ダムキャンプ場駐車場  

【山行記録】
 

 昨年仙人ケ岳から赤雪山まで往復したが今回、松田ダムから周回できるコースで仙人ケ岳から猪子峠への登山道にある561mピークから松田ダムへ下るルートは登山道が不鮮明であると書かれていたので確認を兼ね登ってきた。自宅を8:00に出発し小俣から猪子トンネルを抜け松田ダムの案内板に従い左折し松田ダムが見えたら直進せず右折し湖畔沿いに進み湖畔最奥部のキャンプ場駐車場手前にある橋を渡り右折し野山林道を少し走ってみた。ここは赤雪山と仙人ケ岳の途中から野山林道に下り松田ダムに戻れるようだ。橋を渡り左折すると立派なキャンプ場の駐車場に9:25分に着いたトイレもあるが冬季は使用中止となっていた。

 仙人ケ岳と赤雪山は足利市で1番目と2番目に標高の山で松田川源流を隔てて向かい合っている。この2峰を周回するルートはアップダウンがあり低山でありながら変化に富んでいる。冬の日だまり登山には面白いコースだ。

9:50      尾根コース登山口

キャンプ場手前の橋

キャンプ場から見上げる561mのピーク

  松田湖畔キャンプ場に着いたら当然平日なので車は1台もない。駐車場から見上げれば561mのピークが見える最後はあそこから下るのだと思いながら9:40分に登山口に向け歩きだす。来た道を10分ほど戻ると赤雪山尾根ルートの登山口がある。赤雪山は沢コースもあり周回で登られるようだ。

  登山口からいきなりヒノ林の急坂の階段を登りさらにジグザグに息を切らして15分ほど登ると真直ぐな坂の登山道になり松田湖0.5km・赤雪山1.2kmの道標がある。植林を抜けると雑木林となり正面に赤雪山が見えてくる。岩が露出した登山道を抜けると階段があり間もなく登山口から1時間で赤雪山山頂に着いた。山頂からは南東方面が開けている。道標に仙人ケ岳4.2kmとある、ここから仙人ケ岳への縦走路は東屋の中を抜けると踏み跡が少ない道となるが所々テープがあり迷うことはない尾根道にはツツジの木が多くあり少し歩くと一旦下りとなる。

山頂直下の階段

登山口の案内板

10:50   赤雪山にて

雪の残る登山道

11:35   仙人ケ岳2.9kmの道標

12:10  小ピークにある 祠

  鞍部に下り急な登りとなるが5分ほどで最初のピークに到着、「仙人ケ岳まで3.5km」の道標がある。左手が赤松の林となり所々雪が残っていたが歩くのに不安はない。「仙人ケ岳まで2.9km」の道標を11:35分に通過。ここから登山道は左に折れここからはアップダウンが続く、尾根道は北風が吹き付け寒い。「仙人ケ岳まで1.8km」の道標に11:58分に到着ここにはステンレスの道標もある。ここまで赤雪山から1時間を要しフクラハギがパンパンとなってきた。

12:45 松田ダムへの下降点の道標

12:45   仙人ケ岳登山道分岐

12:50   仙人ケ岳山頂

  樹林の合間から赤城山や鳴神山が見える。岩の小ピークに石祠があり安全祈願、石祠の前を通過し岩場を下る。さらに大小のピークを登り返しながら進むと稜線上の最高点623mのピークを通過するが仙人ケ岳はまだ先だ。何度か岩のピークを巻きながら進むとようやく松田ダムへ20分と書かれた道標がある。ここまでくれば仙人ケ岳はもうすぐだ。熊の分岐からの登山道へは最後の急坂が待っている、所々雪が氷り滑るなか木に掴まりながら最後の力を振り絞り登ること5分で仙人ケ岳東峰に出た。赤雪山から仙人ケ岳分岐まで大小20近いピークがあったが高くても5分程度の登り返しの連続だった。

山頂から見る袈裟丸山

13:45   熊の分岐

赤雪山を望む

  分岐から仙人ケ岳までは5分程、東峰で今日初めて登山者に出会った。山頂には誰もいなく少し先で本庄から来たというご夫婦が休んでいた。北風が吹き抜け寒いので少し下がった所で今日はガスを持ってきたのでインスタントラーメンを作り昼食にした。誰もいなくなった山頂を13:25に出発し20分で熊の分岐に戻るここから猪子峠への稜線を下る、途中に赤雪山から今日歩いて来た稜線が良く見えた。

13:55    561mのピーク

松田湖が眼下に見える

14:25  尾根からの分岐

  熊の分岐からもアップダウンを繰り返しながら歩くここは何度も歩いているルートだ。10分で561mのピークに着いた。今日はここから松田湖のキャンプ場に直接下るルートを初めて下る、このルートは余り歩かれていないため登山道が不明瞭と書かれていたが周回コースの場合ここを利用するのが一番近い、猪子峠から松田ダムへ戻ることもできるが2時間ほどかかってしまうようだ。ここから良く晴れていれば富士山やスカイツリーを見ることが出来るが今日は霞んでいて見ることは出来なかっが筑波山は見えた。14:05分に下山開始、左のカヤトの支尾根を踏み跡をたよりに急な下りとなる、この辺りは山火事の後でまだ木々が育っていない尾根通りに15分程下り登り返すと右松田湖と書かれた道標がある。この道標が無ければ下る方向が分からず、ちゅうちょするようなかすかな踏み跡で急な登山道だ。

植林の作業道

堰堤

キャンプ場

 良く分からない踏み跡を探しながら左が切れ落ちた場所もあり慎重になかば強引に15分ほど下ると植林の作業道に出てさらに進むと細い林道に出て沢を渡るとまもなく2か所の砂防堰堤があり右側を通過するとまもなく湖畔のキャンプ場に着いた。561mピークから40分ほどで一気に下った感じだった。もう少し分かりやすい登山道ならば一般の登山者も周回コースに利用できるのに残念である。初めて赤雪山から仙人ケ岳を縦走する周回コースを歩いたが結構きつかったが春のアカヤシオが咲く頃にノンビリ歩くのも楽しいでしょうね。


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561m
ピーク

キャンプ場駐車場

尾根ルート登山口

621m

663m

三角山

623m

↑石祠

歩行時間(参考です)

キャンプ場
 
 ↓  (10分)

登山口

  ↓ (60分)

赤雪山

  ↓ (1:50分)

仙人ケ岳

  ↓ (30分) 

561mピーク

  ↓ (40分)

キャンプ場


【登山ルート】

585m