天丸山 (1,506m) ・ 帳付山 (1,619m)   

天丸山

  天丸山は上野村にあり上武県境にあり岩峰が原生林から突き出した特色のある山です。帳付山は天丸山に連なる稜線にある。天丸山は諏訪山とともに西上州の秘峰と呼ばれている。

  1. 山 行 日 : 平成19年4月29日(日)
  2. 山    域 : 西上州
  3. 歩行 時間 : 6時間30分
  4. 同 行 者 : 愉快な山仲間 7名
  【コースタイム】
    6:25         6:25      7:55       9:30/50    11:00/50
  天丸橋登山口  → 社壇乗越 → 馬道のコル → 帳付山頂 → 馬道のコル →

   12:00       12:10      12:20/35    13:05    13:15/20
  天丸分岐  →  天丸直下  → 天丸山頂 → 天丸分岐 → 馬道のコル →

   14:00        14:35        14:45
  社壇乗越  →  天丸橋登山口 → 駐車場所

■ トップページ

■ 山の記録

@ 天丸山 登山口  6:25

  伊勢崎を4時に出発し上信道下仁田ICから湯ノ沢トンネルを抜け上野村に入る。「ヴィラせせらぎ」の先、要橋を渡ると天丸山登山口の案内板があり右折し民宿「すりばち荘」を過ぎさらに林道を進むと天丸橋がある。ここから天丸山へ倉門山経由で登るコースがある。今日はこの先まで車で入り馬道のコースを登る。天丸橋と登山口の中間に6:10に到着した。しばらく林道を歩くと天丸山登山口の標識がある。
登り始めるとまもなく社壇乗越に出る。ここから天丸山への尾根コースがあるが登山道がわかりずらい。馬道のコルを目指し緩やかな登山道を歩く。山火事の後整備されたようで歩きやすい。ニセ社壇に出ると天丸山が姿を現した。水場を過ぎるとジグザグな登りとなり馬道のコルに出た。
A 馬道のコル

 登り始めて1時間30分で到着。ここは天丸山と帳付山への分岐になっている。まずは帳付山を目指す。
 帳付山へは小岩峰が連続する変化にとんだ山歩きが楽しめる。振り返れば天丸山がニョキット突き出した山頂部が見える。南牧村の烏帽子岳に似た山容だ。尾根は細く岩峰が次々と現れるが難しい岩場ではなく巻き道もは左側にある。
B 帳付山山頂 9:30

 最後のピークを過ぎロープを登ると山頂に着いた。ここまで来る登山者は少なく静かな山頂でした。
 山頂は樹林の中で少し先に開けた場所があり八ケ岳や北アルプスが展望でき、眼下に諏訪山が望める。日航機の墜落で有名になった御巣鷹山も目の前に見える。
C 馬道のコル

 帳付山を後に、馬道のコルまで戻る。これから天丸山を目指す。コルからピークを一つ登り返した所で昼食にした。天丸分岐は天丸橋から登る大山・倉門山からのコースと出会う分岐でひと登りで着いた。
 天丸分岐から一旦下り10分ほどで山頂直下に出る。ほぼ垂直の岩場にロープが張られているが思ったより楽に登れた。
D 天丸山 山頂 12:20

 岩峰の山頂は360度の展望が出来る。山頂の少し先に平成7年の山火事の名残りが残る焼けた木がある。
北側の尾根は黒く焼けた木々が今も残っていた。


山頂から先ほど登ってきた帳付山が展望できる。南側には大山から倉門山が望め北側には浅間山や西上州の山々や残雪の谷川連峰・上州武尊山・日光白根山と素晴しい展望でした。
 期待したヤシオツツジはまだ早く山頂付近では蕾で1週間ほど早かったようだ。下山途中に咲くヤシオツツジがありました。
 登山口に出ると林道を10分ほど下ると駐車した場所に着いた。縦走している登山者は天丸橋まで歩いて下っていった。

【登山ルート】



【記録】

天丸山の写真