苔むした石垣が所々に残る旧国道(清水街道)はかつて上越国境を結ぶ重要な交易路であった。その旧国道から谷川岳東面にそびえるマチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢の岸壁と素晴らしい紅葉をノンビリ楽しみながら周遊してきました。
山行日 | 平成14年10月19日 天候:晴れ |
コース | 土合橋〜マチガ沢〜一ノ倉沢「出合〜幽ノ沢〜白樺避難小屋〜新道〜土合橋 |
歩行時間 | 6時間30分 |
同行者 | 会社の山仲間 2名 |
地図 | 昭文社:山と高原地図(谷川岳)1/50,000 |
A 一ノ倉沢出合〜幽ノ沢〜芝倉沢 :60分
一ノ倉沢から先に進むと登山者はほとんどいなくなり静かな林道歩きとなる。幽ノ沢出合にはここで亡くなった多くの登山者のレリーフが岩肌に刻まれている。沢に向かい黙祷する。見ていると吸い込まれるような魅力的な絶景が広がる。
紅葉真っ盛りの幽ノ沢
蓬峠への稜線
芝倉沢の紅葉
気持ち良い林道
B 芝倉沢〜白樺避難小屋〜JR巡視小屋〜土合橋 : 4時間30分
芝倉沢から白樺避難小屋までは沢沿いに白毛門や朝日岳を見ながら歩く。新道分岐を過ぎるとまもなく白樺避難小屋に着いた。蓬峠へはここから1時間30分ほどの距離だが今日はここまでとして昼食を取る。蓬峠から4名の若い登山者のパーティ−が下って来た。また女性の単独行さんが登っていった、一人旅で勇気があるな〜(^○^)と話しながら下山路は新道を下る。新道は樹林の中で展望はない。湯檜曽川に出て沢の中を歩くとまもなく一ノ倉沢出会への分岐があり土合橋からの林道に出た。ここには広い駐車場があり多くの人がバーべキューなどしながら沢遊びを楽しんでいた。土合橋の駐車場まで林道をノンビリ歩きながら戻った。
紅葉の沢巡りは初心者でも谷川岳の雄大な岸壁を見ながらノンビリ歩けるコースです。
萌える紅葉
一ノ倉沢