上州大田七福神巡り

 地元にいながら機会がなかった田市にある七福神巡りに今年の安全山行を祈願しながら金山丘陵ノンビリ歩いてきた。金山丘陵は最高峰の金山(223m)には新田q義貞をまつる新田神社があり、かつて関東一の山城として有名だった金山城の遺構がある。近年その遺構の石垣が再現され手軽に散策できるハイキングコースも整備されている。  

1.弁財天 大光院 古来インドで水の神として祀られ、水の演でる調べから音楽芸能のかみとして、またよどみなく流れる水の姿から流暢な弁舌才智を司る神として信仰されている。(七福神中唯一の女神である)
2.恵比寿 長念寺 狩衣に風折烏帽子をつけ右手に釣竿、左手に鯛をもっった姿で描かれている。夷神とも言い古来より日本の国で祀られてきた。(七福神で唯一純国産の神である)
3.大黒天  受楽寺 仏法守護」のインドの神と日本の大国主命とを習合した尊天が大黒天です。打出の小槌により人々に幸運をもたらし、大地を守り、開運招福、五穀豊穣、災難消滅によるご利益を授け下さる。
4.布袋尊 さざえ堂 中国の布袋和尚の福々しい相を敬愛して福神としてお祭りしたことにはじまる。この人は実在の人物であり本名を契此(かいし)という。
5.寿老人 永福寺 老人星の化身で中国の福寿神として祀られ、その星は寿命を司り、人々の無病息災を守護し、毎年二月上旬の夜地屁平線に現れると伝えられている。
6.福禄寿 王厳寺 南極の星の化身で中国の福寿神と言われている。背が低く、頭が長く、あごひげが豊かでいつもにこやかなお顔をした年齢専念の福神です。
2.毘沙門天 金龍寺 古くからインドの神として、中国では多聞天として祀られ、仏法を守護されるのが毘沙門さまです。悪業煩悩を足下に押える勇猛なを姿は人々を正道に導き、智と勇気を授けてくれる。

山 行 日 :  平成21年1月17日(土) 晴れ
歩行 時間 :  5時間
コースタイム
   9:00            9:05      9:25       9:35       9:45     10:00/10:05  10:50/11:00
大光院裏市営駐車場  → 大光院  → 長念寺  →  高山神社  →  受楽寺  →  親水公園  →  さざえ堂
   11:10     11:20       11:40        12:05/13:00     13:30     13:40     14:00
→  永福寺  →  王厳寺  →  金山登山口  →  金山(新田神社) →  金龍寺  →  大光院  → 駐車場 

【七福神】


 七福神巡りは子育て呑竜様の名で親しまれている大光院から始めた。大光院の参道から八瀬川沿いに南下する。この川沿いは桜の名所でもあり川には鯉が泳いでいる。本町通にでて左に歩くとすぐ恵比寿様の長念寺がある。長念寺を後に高山神社に立ち寄る。神社の裏手を歩き車道に出ると大黒天の受楽寺だ。ここは立派なお寺です。受楽寺からは王子山のハイキングコースを松林の中、親水公園まで歩く。散歩コースに丁度良い場所だ。ここからはしばらく車道を歩き大田ー桐生県道に出て桐生方面にしばらく歩くとさざえ堂の案内板があり右折し少し進むと左に布袋尊のさざえ堂がある。さざえ堂から桐生県道にもどり大田方面に歩き酒屋の角を右折し民家を抜けると寿老人の永福寺がある。ここから南に歩くと福禄寿の玉厳寺がある。ここは小高い場所にあり階段を登る。玉厳寺で五ヶ所巡り終わる。ここからは親水公園のある松風峠まで登りの車道を歩き峠にある金山登山口から金山に入り登りつめると新田神社に着いた。200mほどの低山だが展望が良い。ここも参拝し少し下った城跡公園で昼食にした。
 ここからは大宮の副都心のビル群や富士山まで見ることが出来た。昼食後は復元された月の池や金山城の面影を残す石垣を見ながら金山ドライブウエーの駐車場に下り毘沙門天の金龍寺に下る。このコースは手軽に歩けるハイキングコースになっている。金龍寺の墓地を抜け少し下ると大光院の裏手に出た。弁財天の社で最後の参拝を済まし七福神巡りも終わりです。各寺のスタンプを押しながら巡るノンビリした散策ができた。

復元された城跡の石垣にて

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