守屋山 (1,650m)
2005/05/04
守屋山は御柱で有名な諏訪大社前宮の裏山にあたり古くから信仰の山として親しまれている。シーズンを通じ登れる山で花は少ないがカラマツの芽吹く5月頃がよい。冬は比較的雪が少なく展望がきくので雪山入門として人気がある山でもある。
【記録】
10:30 10:55 11:35 11:55
杖突峠駐車場 → 登山口 → 東峰山頂 → 西峰山頂 歩行時間:2時間30分
13:30 13:15 12:50 12:35
連休で天気も良いので、長野県茅野市の守屋山に登ってきた。本庄ICから佐久ICまで高速を走り佐久から141号線を南下八千穂村から299号線で麦草峠を通り茅野市に入り152号線で高遠に向かうと杖突峠の広い駐車場がある。自宅から180kmほどで3時間10分で到着した。峠にある桜が満開だった。
準備をして歩き始めると急な登りとなる、体が慣れていないので息が切れる。10分ほど登ると平坦になり芽吹き始めたカラマツ林の中を歩く。左側に林道が現れ横切ると木道がありザゼンソウ群生地の標識がある。時期は遅いが1株咲いていた。群生地を抜けると平坦な広場があり多くの登山者やハイカーが休憩していた。大きな守屋山登山道の標識があり、ここが登山口?ここまで車で入れるようだ、林道脇に5〜6台が駐車していた。広場を抜け標識に従い左側の登山道に入る。歩きやすい道だがやはり山道、急な登りとなりクサリのある岩場(2mほど)を抜けるとまた平坦な道になる。木々はまだ芽吹いていないがコブシの花が咲いていた。まもなく東峰に到着した。山頂は意外と狭いが展望は素晴らしい、南アルプスの北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳
が良く見えた。
ここから一旦下り尾根沿いの道を西峰を目指すと、20分で西峰に着いた。ここは意外と広く三角点もある。多くの登山者が休憩していた。ここからも360°の展望が待っていた、眼下の諏訪湖、その奥に北アルプス、東に八ケ岳、南に南アルプス、西に中央アルプスが見え低山ながら展望は抜群だ。簡単に登れ展望も良いので地元の人は手軽に登っているようだ。久し振りにお湯を沸かしインスタントラーメンでノンビリ昼食にし、コーヒーを飲みながら山座同定を楽しんだ。八ケ岳は雄大な山塊を南北に伸ばしているのが良く分かる、昨年登った入笠山も見えた。守屋山は南アルプスの最北端に位置しているのがよく分かる。下山は1時間ほどで駐車場に戻れた。
この山は花は少ないが簡単に登れ山頂からの展望は申し分ない山で、家族連れのハイキングコースに最適な山ですね。ガイドブックには1年中登れ、特に冬は雪も少なく初心者でも雪山が楽しめる山と書いてある。今度は冬に登ってみたいと思いながら帰路に着いた。
【山の写真】
東峰山頂