■山行記録
NO2
聖岳〜光岳 縦走
聖岳は日本百名山82座目の登頂です。山頂からは正面に赤石岳から悪沢岳の山並み、赤石岳から聖岳への縦走路の山並みが見渡せる。ガスの切れ間に塩見岳も見ることが出来き素晴らしい展望です。
上河内岳〜茶臼岳への山並み
聖平小屋
10:30 薊畑
2日目は聖平小屋から聖岳を往復し南岳・上河内岳を登り茶臼小屋までの長丁場を歩く。
聖岳に戻る登山道の眼下に聖平小屋が見えた。奥聖岳から20分で聖岳に戻る。これから登る朝はガスで何も見えなかった上河内岳から茶臼岳の山並みが姿を見せた。
【2日目コースタイム】 所要時間:11時間40分 歩行時間:9時間30分
聖平小屋(4:30) → (4:55)薊畑(5:00) → (6:00)小聖岳(6:10) → (7:20)聖岳(7:45) →
(8:00)奥聖岳(8:10)→(8:30)聖岳(8:40)→(9:50)小聖岳(9:55)→(10:30)薊畑(10:35)→
(11:00)聖平小屋(11:10)→(12:25)岩頭(12:45)→13:15)南岳→(13:55)上河内岳の肩(14:03)→
(14:13)上河内岳(14:23)→(14:30)上河内岳の肩(14:35)→(15:55)茶臼小屋分岐→(16:10)茶臼小屋
ブロッケン現象が現れた
せっかくなので奥聖岳に登る。岩場を少し下ると平坦になりミヤマダイコンソウ、チングルマ、イワカガミが咲くお花畑を歩き15分で奥聖岳に着いた。ここからは赤石岳がまじかに見える展望を楽しみ聖岳に戻る。
8:00 奥聖岳(2982m)
奥聖岳への稜線を望む
ジグザグの急斜面を休みながら登ると、富士山が美しい姿を見せる。薊畑から2時間20分で聖岳山頂に到着。山頂に着くとガスが晴れ素晴らしい展望が待っていた。
小聖岳からは左が切れ落ちたガレたヤセ尾根を登る。ハクサンシャクナゲ、イワツメクサ、イワベンケイ、トモエシオガマなど様々な高山植物を楽しみながら登る。ガスに朝日があたり数分間ブロッケン現象が現れた。砂礫の斜面をジグザグに登る。
小聖岳から見る聖岳
小聖岳への登山道
聖岳に戻ると79才と言う女性が登ってきて、登山クラブで仲間と登っていたが今では皆さん登らなくなり年下の男性と二人で登ってきたと話していた。それにしても元気な女性だった。9:40分に聖岳を後に下山した。
チシマギキョウ
6:00 小聖岳(2662m)
薊畑から樹林帯の登山道からハイマツ帯の登山道になると展望が開け小聖岳に着いた。富士山が展望でき正面に聖岳が姿を見せる。ここでザックを置き聖岳に向かう。
聖岳が見えてきた
朝霧の立ち込める薊畑に登り聖岳に向けマルバダケブキの咲くお花畑を登る頃にはガスが晴れ爽やかな朝となった。
聖平小屋分岐
薊畑まで戻り振り返れば聖岳がはるか後に見えた。聖岳への登山も無事下山。聖平小屋で水を補給して茶臼小屋を目指した。
7:20 聖岳(3013m)
富士山が見える
赤石岳(3120m)
聖岳山頂にて
【 2日目 記録 @ 】
昨日はガスで山頂は見えなかったが小屋の天気予報では晴れの予報で期待できそうだ。今日は長いコースのため朝食をAM4:00から食べ4:30にヘッドランプを点け聖平小屋を出発した。
マルバダケブキの咲く聖岳への登山道
4:55 薊畑